医学がこれだけ発達していても、腰痛の原因が分からないようだ。
日本整形外科学会のホームページで「腰痛」のページを見ると、
以下のように書かれている。
↓ ↓ ↓
原因と病態
腰(脊柱)に由来するもの
先天異常や側弯症、腰椎分離症など主に成長に伴っておこるもの、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など主に加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。
腰以外に由来するもの
解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気、変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。
私は、腰痛の原因は、「腰に負荷がかかるから、腰痛が起こる」と思う。
こんな当たり前のことが1行もかかれていない。
腰痛は自分の重みを腰で支えてしまうから、腰に負荷がかかるだけである。
体という構造体を安定させれば、腰に負担はかかることがなくなり、
腰痛は良くなるのである。
しかし、現代人の骨格がおかしくなっていて、骨格が「体の支え」として機能していないのである。
ここが1番の問題なのだが、誰も分かっていない。
問題は筋肉に押し付けられて、筋肉を鍛えれば、腰痛は解決するかのように言われている。
腹筋や腰の筋肉を鍛えても腰痛は治りはしない。
問題は、骨格構造であって、筋肉ではない。
現代人はおかしな骨格構造になってしまった。
下の図は、現代の日本人の骨格の特徴をよく表している。
腰痛になって当然の骨格である。
見て分かるだろうか?
背骨がしっかりと体の支柱として機能しなければ、
体の安定はありません。
現代人の背骨は、その機能が弱くなって来ています。
当院では、骨格を、背骨を本来の役割を取り戻すように
バランス訓練をしております
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