骨格バランス

AとB どちらに軸が入っていると思いますか?


どちらかが軸が抜けています
軸が抜けている方は筋肉を固めて、関節をロックさせて、姿勢を維持しています。
分かりますか?

垂直線を入れるとAのほうが垂直線に沿って立っているのが分かるでしょうか?

なので、Aに軸が入っています。

しかし、AもBも少し垂直線から顔がずれていますね。

もう少し説明します

命のポーズは、片足をあげますね①

すると骨盤が反対方向へ回転しそうになるのです②

骨盤が回転すると背骨は反対方向へ倒れてしまう③
 
倒れまいと腹筋や背筋に力を入れてなんとか姿勢を維持する。

これが崩れのパターンです。

軸の意識がない人はこのパターンになります

典型的なのが下画像の右側の方↓

画像はネット検索からお借りしました

右足を上げているので、左足側に倒れている
かなり傾いていますね。
隣の赤の服の子供は軸が入っています

ヨガのポーズも一緒でバランス崩れている人が多い

戻ります

Aの方が骨盤の傾きが少ないですね。
軸があれば、骨盤は傾きにくいのです

ではAの骨盤が上がらないのは、骨盤を右足側に引いているからです↓
骨盤の中央が右足側にありますね

骨盤を引くには膝や股関節、背骨が柔らかく、リラックスしていることが条件となります。
股関節や膝周りの筋肉が固まっていると関節も動くことができないので、骨盤を引く事ができないのです。

AはやんわりCカーブを利用して、骨格全体をたわませて、
バランス軸を入れているのです。↓

BのほうがAよりも垂直線に近い重心ラインを通っていますが、軸は入っていない
筋肉と関節をロックさせて立っている
なので、アライメントを揃えることに意味はないのです

普通はこんなにバランス良くできませんがゴルゴさんは練習しているうちに
軸を身に着けたのかもしれません

骨格バランス軸は直線だけではなく、うまく湾曲を利用することが大事です。

足の骨も湾曲しているし、背骨もS字カーブに湾曲している

重力の重みを湾曲によるクッション性で和らげれば、腰痛や肩こりにならない

体の特性をうまく生かして姿勢を取ることが大事なのです。

やってみました

小指1本でされるようでは軸は入っていません。

多くの人が小指で無抵抗に押されます

押される人は立っているのではなく、地面に乗っているだけです。

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