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慢性化した腰痛は治らない!

一旦、腰痛が慢性化したら、治らない。というお話しをします。

治らないというのは、完治しないということです。

腰痛は痛くなったり、痛くなくなったりを繰り返しますね。

「今は腰が痛くない」という人がいますが、これも治ったわけではない。

今は痛くなくても、前屈みの姿勢を長くすると腰が痛くなるなら治っていない。

安静にしていると痛くないのは当たり前です。

安静にして痛くないのは、腰痛が治ったわけではない。

何をしても、例えば、重いものを持ち上げても
腰が痛くならないことが治ったと言えるでしょう。

「何かすると、腰が痛くなりそう」と考えているなら、
全然治っていません。

何をするのにも「怖い」などの恐怖心が全くなくなった
状態が「治った」状態です。

【慢性化した腰痛は治らない理由】
慢性化してしまうと、
本人の中に「もう腰痛は治らない」
という固定概念ができてしまいます。

固定概念ですから、この考えが固定されるということです。

腰痛が完治することを想像、イメージできない状態だと言えます。

なので、この固定概念が出来上がってしまった人に、
「こうやってやると腰痛は治るよ」
と話しても信じることはできない。
 
そんな話しを聞いても、こう考えてしまいます。
「私に、腰痛を撃退させるだけの力なんてないのよ。
過去色々試したけど、ダメだったんだから、、、」
私はヘルニアがあるから治らないの。。。
私は年だから、治らないの。。。
 
何かの理由で「もう腰痛が治らない」と決めてしまっています。
 
今さら、新しいことに挑戦なんて無理。
「私に腰痛をコントロールできる力なんてないのよ。
運動していないし、
動くの嫌いだし、
筋力も落ちてるし、
痛いんだから、できるわけないでしょ!
いくらでも挑戦できない理由を持っています。
 
いったんできた固定概念は、岩のように硬くて、
崩すことは難しい。
 
慢性腰痛の人の問題は、腰ではなく、認識になる。
 
「腰痛が治らない」という間違った認識をなくなさい限り、
自分の腰痛に向き合うことをしません。
自分の体を向き合うことをしません。
自分の体の問題点を理解しようとしません。
このような脳になってしまっているのです。
 
では、このような固定概念が出来上がってしまった人が考えることは、
できるだけ努力しないで、腰の痛みが弱まる方法を探しています。
「とにかく痛みをなんとかしたい」
「ひどくなりたくない」
 
腰痛ベルトやマッサージなど、何かにすがって、
痛みを止めたいと思います。
 
どれもこれも対症療法でしかないので、
痛みとの戦いとなります。
 
終わりのない戦いなので、疲弊します。
憂鬱になります。何もしたくない。動きたくない。
 
悪循環にハマり、ますます腰痛の出る体になります。
 
なので、慢性化した腰痛を克服するには、
「もう治らない」という固定概念を
持ってしまっていることを自覚することです。
 
固定概念を持ったまま
 前に進むことは難しいのです。
 
固定概念をもったままだと、
「こうやったら、痛みが和らぎますよ~」 という情報以外頭の中に入ってこないのです。
 
固定概念をぶち壊さない限り、学ぶこともできないのです。
 
固定概念をなくすためには、自分の信じていることを疑ってみましょう。
今まで、ちゃんと考えたことがなかったないですか?

 

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