質問:「A or B、どっちが正しいあぐら姿勢?」
AとBのどちらがうまく体軸を使っているでしょうか?
体軸をうまく利用すれば、首が痛くなったり、肩こり
や腰痛になることはありません。
Facebookでこんな質問をしました。
どちらが「軸」を使って座られていると思いますか?
・Aを選んだ人:50名
・Bを選んだ人:4名
圧倒的にAの姿勢が「軸を使えている」と似ています。
そもそも「体の軸」って何?
軸という言葉の意味を調べてみると、、、
・回転するものの中心となる棒。 特に、車輪の心棒。車軸。
・くものの中心にする丸い棒。特に、巻物・掛け物などの心木にする棒。
自分の体の重みを支える時や動く時など体の軸があれば、体を安定した状態をキープできます。
あぐら姿勢を□で囲うと
・Aは頭の位置が四角の真ん中にあるが、
・Bは、おしりの上の方へ位置している
下図では、
・Aは、三角の頂上に頭が位置していました
・Bは、L字のような姿勢である
質問の回答: 体の軸があるのはA です。
BはLの字のような形を取って、硬直して固まっているだけ。バランスではなく”固定”。
だったら、Aのようなあぐら姿勢を取ればいいのですが、Aの姿勢はかんたんにできません。
それは、背骨周りの筋肉が固まっていて、背中が丸みが出ない。
Aの背骨は、バネコイルのようなバネ感のある背骨である。
体の軸とは、強い、まっすぐな鉛筆の芯のようなものではない。
たいてい、あぐらを自然にするとBのような人が多い
下図の女性も背骨が硬く直しており、Lの字で固まっている
下の画像の背中の曲がりが気になる人ほど、自分の背中が固まっています。
丸まることができない体になっている。
あぐらで背中が湾曲するのが正常な体です。
Aを猫背と思っているなら間違いです。
あぐらで自然な状態で、視線が水平より低いなら、猫背・ストレートネックになっています。
↑左の人は、背中が丸くない。 背骨周りの脊柱起立筋という筋肉がロックされており、
伸びることができないので、背中が丸くない。
右の人の背骨の関節の可動域が広いため、湾曲できている。
背骨がきちんと動くことのできる健康な背骨である。
背骨が自由に動かないのであれば、関節の意味はありません。背骨でバランスを取ることができない状態である。
あぐらを見れば、背骨・背骨の関節の状態がわかります。
それだったら、整体やマッサージ、筋膜療法などで、筋肉を緩めればいいと思いますか?
なぜ、背骨周りの筋肉が固まってしまうのか、考えて下さい。
筋肉が固まる原因は、骨格が構造的にバランスが悪く、体幹が不安定になっているので、無意識に、筋肉を緊張させて固くして関節を動かさないようにロックさせてしまうことが原因なのです。
施術で緩めても期間限定の効果となります。
ということで何10回施術を受けても重力に対する構造的なバランスは、どれも変わらないので、L字(B)の人が三角バランス(A)な事はありません。
施術を受けた後は楽になりますが、根本的にバランスは変わりません。
体の軸があるのかどうか分かりやすいテストがあります。
テスト1:手を使わず、あぐらからすっと立つことができるか?
体の軸があれば、すっと立つことができて、
体の軸がないとまっすぐ立つことができません
↓ ↓ ↓
テスト2:肩を後ろに引いてもあぐらを維持できるのか?
肩を引っ張られて、後ろにひっくり戻れるでは、あぐらのバランスが取れていません。
土台がしっかりあれば、股関節が機能する
あぐらで大事なことは、土台がしっかりしているのか?
土台ができれば、股関節が支点と働く
長州さんのあぐらは股関節が支点として機能しています。
長州さんのあぐらをしているところ見てとLの字に固まっていない。
安定感があるし、固まっていない。どっしり、基礎ができている
次に、股関節がバランスをとることとして機能しています。
素晴らしいあぐらである。 この投稿では、「あぐらの形」で説明すると、
実際の体をどのような構造を持って任命が重要であり、
今回は画像を見ただけである程度判断できることを書きました。
申し訳ないが、あぐらバランスがとても良くない例として、
ロザンを紹介させてもらう
たしか高学歴の芸人さん、イスに座って、たくさん勉強してきたのでは驚いた?
長州さんは、レスリングで体つくりをして育ってきました。
ロザンは、勉強して脳を発達させました。
上手な体・骨格を使うことを学べなかった。
現代人は勉強を強くて、大人になるとデスクワークで1日中、
イスに座っているなら、体が考慮されても仕方ないと思います。
人間の歴史を見ても体を使ったことをして、生き続けてきたが、
現在、脳をメインに過ごすライフスタイルに変わってきている。
体をおろそかにしてしているとあらゆる問題が起きて、
健康被害につながると思います。
あぐらは、日本文化とも言えるものだったが、
きちんとした「あぐらバランス」が取れる人が少なくなった。
イス生活の弊害である。
「あぐら 日本語」で検索すると「あぐら」と出ました。
西洋には、あぐら文化がありません。
脳梗塞、心臓病の人の背中は大変です。
背中の硬直は、血液循環を考慮、心臓に負荷をかける弱った心臓は、心臓より上の位置にいる脳へ瞬間的に力が入らない
降圧剤がさらに、血圧を弱くします。
ばねやたわみがない背骨である。
あぐらから健康な体を作りたい。
質問などありましたらどうぞ~
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