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骨格バランス

健康な体になるには、骨格のバランス=重心コントロールが鍵を握っている

土木の現場監督の仕事を辞めて、29歳の時に整体の世界に入ってから、

整体技術を高めて、最高の整体技術を習得できれば、
「患者さんの腰痛などの体の痛みの悩みを解消させることができる!」
と信じて、16年間、頑張ってきましたが、これは大きな間違いだと気づき、

2年前から180度、方向転換しました。

どのように方向転換したかと言うと、、、

今までは、私の整体施術で、患者さんの痛みを取ろうとしていました。

現在、私は患者さんに、「姿勢や動き方」を教えています。

「患者さん自身が、自分で良くなるように」

なぜ、このように変わったかというと、

肩こりや腰痛の1番根底にある問題は、

本人が「重心コントロールを上手くできていない」

ことだと分かったのです。

上手くコントロールできないと筋肉を固めて、なんとか姿勢を維持しようとしてしまう。

筋肉を固めている所に負荷がかかるので、

腰を固めていると腰痛になる

肩を固めていると肩こりになる

なので、いくら私が頑張って整体をしたところで、

重心コントロールは変わらないのです。

患者さん自身が間違ったコントロールのクセを持っているからです。

無意識に間違ったクセで動いているのです。

私の仕事は、間違ったクセを患者さんに説明して、自覚してもらい、

間違ったクセを直して、正しい重心コントロールを身につけるために

指導することです。

重心コントロールがうまくいくと固めていた筋肉はリラックスします。

肩の筋肉がリラックスしたら、肩こりにはなりません。

腰の筋肉がリラックスしたら、腰痛にはなりません。

専門的に言えば、

骨格で上手く体を支えれるようになると、

骨格が軸として機能すると、

筋肉は負荷がかからず、リラックスできて、

肩こり、腰痛などの問題から開放されるということです。

ということで、私の仕事は、人の重心コントロールを見る仕事に変わりました。

この2年、ずっと人の重心コントロールを見てきました。

重心コントロール=骨格のバランスなので、「骨格バランス」という言葉を使います。

ずっと、人の骨格バランスを見ているとどうなったかというと

数秒見ただけで、その人の骨格バランスが分かるようになったのです。

「骨格バランスの崩れ」が見えるようになりました。

それで、外を 歩いていると「バランスを崩しながら歩いている人」の多さに

目が行きます。

子供も大人も高齢者も皆さん、骨格が崩れまくっています。

現代人の骨格のバランスがどんどんおかしくなっています。

それは自転車、車社会、農業、建設業の機械化により、

体を使わなくても生活できるようになったことです。

便利な社会が急激に人の骨格バランスがおかしくなってきています。

一番顕著に出ているのが、全身の骨格を支える役目の「足」が崩れて、

形が変わってきています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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